ガンダムVS.シリーズを簡易的に振り返る

先日、知人の前でNEXT PLUSをプレイしていたら「連ジはやってたんだけど、今どんなふうになってたのかわからないなー」という感想をいただいた。
EXVSの布教を行いたい身としてはまたとないチャンス! ということで、勝手にシリーズを振り返ってみようと思う。なお、「N格から横格への派生が云々」とか「ステップからの硬直が何フレームで」みたいな専門的なことを言っても意味が無いので、ここではあくまで「ガンダムゲーム的にどうなのか」という視点からの記述に留めることにする。

まずはタイトルのおさらい。

一年戦争

機動戦士ガンダム 連邦VS.ジオン
機動戦士ガンダム 連邦VS.ジオンDX


(PVがなかったので架空戦記。どういうゲームかはこれを見るのが一番わかり易いと思う)
通称「連ジ」。
元祖。参戦MS数も少ないが、もっともシンプルで遊びやすく、現在もファンは多い。

Ζガンダム

機動戦士Ζガンダム エゥーゴVS.ティターンズ
機動戦士Ζガンダム エゥーゴVS.ティターンズDX
(家庭用タイトルは「ガンダムVS.Ζガンダム」)

通称「エウティタ」。
「可変機」「覚醒」といった新要素を追加。前作の機体も引き続き参加している。

SEED編

機動戦士ガンダムSEED 連合VS.ZAFT
機動戦士ガンダムSEED DESTINY 連合VS.ZAFT II


通称「連ザ」。
参戦MSを一新。この作品からゲームスピードがアップ。「ブーストダッシュ」を追加。

オールスター編

機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダム
機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダムNEXT


通称「ガンガン」。
本作から、原作の忠実再現ではなく、歴代映像化作品からのオールスターとなった。「コストオーバー制」を導入。NEXTからは「ネクスダッシュ」も追加。以前のシリーズに登場した1st、ΖのMSも他の作品に合わせスピードアップしている。

エクストリーム編

機動戦士ガンダム エクストリームバーサス

通称「EXVS」。
引き続きオールスターだが、グラフィックの変更に伴って参戦機体は変更されている。「格闘キャンセル」を追加。

おおまかに見てわかるとおり、2作に1度ずつ新シリーズとして展開しており、その都度新しいシステムを追加している。○マークをつけたタイトルがいわゆる通常版、☆マークをつけたタイトルがそのパワーアップバージョンとなっている。
いわゆる完全版商法というやつだが、逆に言えば今からシリーズを追いたいというのであればその完全版の方を購入していけばいい。通常版の内容もだいたい完全版に含まれている。この手のゲームは旧作が安く買えるので、それほど大きな出費にはならないはず。
逆に、最新作だけを追いたいというのであれば、PSP版のNEXT PLUSか、もしくはPS3版のEXVSをどうぞ。
次回からは各作品ごとの変遷を追ってみることにしよう。