バンダイチャンネルの月額見放題サービスが電子マネーに対応した。クレカだと月1050円なのだが、あんまりクレカには頼りたくない性分ゆえ手を出せずにいたのである。それで、電子マネーだと三ヶ月まとめて精算して3150円。こういう課金システムはニコニコプレミアムに似ている。どうせたいしたもんねえだろと思っていたらかなりのタイトルを配信していた。どうやら月替わりでいろいろな作品が定額料金で見られるようになっているんだそうで。
で、今月いっぱいで通常価格にもどるタイトルの中に、Fを除くマクロス全シリーズが。あと10日しかなくてどこまで見れるんだよという話ではあるのだが、俺は愛・おぼえていますかとプラスしか見たことがなくて、Fは3話ぐらいまで見たもののハードディスクレコーダーの故障で見られなくなってしまっていたので、せっかくだからと見れるだけ見てみることにした。どうせこういう時じゃなきゃ見ないし……。
そんな訳で初代TV版を視聴中。残り僅か10日しかないとはいえ、せめてこれだけはコンプリートしておきたいものだ。いやしかし、いかにも80年代なセリフ回しや女の子の態度がむずがゆいw さすがにオタアニメの筆頭(褒め言葉)だけのことはある! ブリッジ要員が美女ぞろいというのはいいんだけど、ピンポイントバリア担当スタッフまで美少女ばっかり取り揃えている素敵人事にはさすがに兜を脱がざるをえない。被弾するたびに「ああん!」とか悶えるんだぞ。バリアの移動にトラックボールを使って一生懸命転がしている姿といい、何の暗喩だよと! いいぞもっとやれ。
いやしかし、マクロス市民のたくましいこと。開戦時の奇襲で街をぶっ壊され、ワープに巻き込まれて街ごと宇宙空間に放り出され、なんとか街を艦内に移転してこれからだってときにトランスフォーメーションに巻き込まれてまた街を壊され、いつ地球に帰れるかわからないという状況であるにもかかわらず、みんなケロリとしているのだから恐れ入る。これがガンダムだったら5回は暴動が起きているところだ。まあ、ガンダムの難民たちとちがって、もともと正体不明の宇宙戦艦の元へ集まってくるような物好き連中だから、ちょっとやそっとのことではへこたれないっていうことなんだろうけど。
スパロボと劇場版の知識しかなかっただけ新鮮だったのは、マックスと柿崎が輝の部下として配属されてたということかな。てっきりあのチームの中では輝がいちばん後輩かと思っていたので。あとカムジンの髪を見るたびに吹く。おぼっちゃんなの? そうなの?