ACAHの評判聞いてると、昔ナムコが変にグランツーリスモを意識して、リアル系ゲームを指向した結果リッジレーサーの良いところを全部潰した「R:レーシングエボリューション」というゲームを出していたことを思い出す。「あれはあれでいい」という意見もあるけど、最初からこれが欲しかったわけじゃない、的な。その後、システムを旧式に戻した上にニトロシステムを採用して昔以上に非リアル系ゲーム路線へ突っ走っていったけど、反面ゲームとしてはとっても大味になったんだな。どうしてそう極端から極端へ行きたがるのか。
ナムコって昔からこういう「失敗から学んで次に活かす」という判断がヘタクソだから、AHの欠点を改良しつつ旧来の楽しさも取り入れた真正AC7みたいなものをつくろうとせずに、完全旧作仕様に戻すかAH路線のまま押し通すかどっちかしかやらないような気がする。というのは俺の勝手なイメージなのだが、どうだろね。
 
ガンダムAGEの予習ということで録りためたダンボール戦機を見ているんだけど、これはデス種とはまた違う意味で「こうしたほうが絶対もっと面白くなる!」という改善案を考えるのが楽しいアニメだということに気づいた。素材はいいのに仕上がりがよろしくない(単に俺の好みじゃないだけなのか、それとも純粋に出来が悪いのかはわからんけど)。なので四六時中「バカ、そこはそういうセリフじゃなくてこうだろ!」と日野にツッコミを入れながら見ている。これなら退屈しなさそうだ。