そもそもゲハ論争なんていったん全機種集めちゃえば心底バカバカしくなる、確かにお金はかかるかもしれないけど問題の規模としてはその程度のものだったりする。お金がかかるって言ったって数万程度だし、他のもっとお金のかかる趣味を持ってる人からすれば、って話だ。そう考えれば、その事でわざわざ業界が萎縮する必要はないわな。ただ開発者や経営者がゲハ脳だった場合は……。
ゲハブログ問題、ツイッターを中心に色々な人の反応を見ている。わかりやすいのはこれ。分量多いので注意。

平林久和氏の「言論の自由はどこまで言論の自由を許すか?」の反響
http://togetter.com/li/175187

言論の自由ってワード、ちょっとマズかったんじゃないかなあ。ナイーブな反応も出てる。本当に主張したいことがあのワードでぼやけちゃってる気がする。
途中、田下広夢氏の反応あたりでちょっと荒れてるけど、別に田下氏の主張と平林氏の提言は矛盾しないと思うんだよな。ユーザー間で毒を吐きあうための「ゲハ板」ってのは必要悪、っていうよりむしろ必要なものだから。ただ、俺の考えではゲハブログのやってることって、ゲハ板にたまった毒を濃縮した上に不特定多数の人間にばらまいてるようなもんで、それは最悪「ゲハでやれ」っていうエクスキューズすら無に帰してしまうものなんじゃないか、だから問題視されているんじゃないかと思うんだよ。摂取しなくていい毒を摂取して中毒になる人が出るから。隔離病棟だったはずのものが養殖場になってしまうから。田下氏はそれすらも必要悪ってスタンスみたいだし、それもひとつの考え方としてはありなんだけど、やっぱり一消費者としてはあまりありがたくないなあ、って思うわ。
しかし、あるプロのゲームライターの人が「ゲハブログってそこまで影響力あるとは思えないんですけど」っていってたのはちょっと俺的にはびっくりしたんだよな。いやインターネットのめんどくさいところってある程度能動的にならないと情報が入ってこないことがあるから、事情を知らない人には実情が伝わらないってことなんだけど。(反面、いざちょっと能動的になってみると目立ってしょうがないのがまた厄介なんだな)
だってハード名や大作ソフト名でググったら1ページ目に出てくるサイトだぜ? プロなら当然チェックしてあたりまえだと思ってたんだよ、商売敵なんだし。なんだろう、やっぱりプロライターにとっては雑誌がすべてなのかなあ。それとも本当にそのライターの人が言う通り、本当はゲハブログってすごくどうでもいい存在なんだろうか。そうだと嬉しいが。
 
録り貯めていたシュタゲを見る。
AVG全般に多い傾向だと思うんだけど、いったん勢いがつくと一気に面白くなるな。本格的にストーリーが動き出してからは見るのを止められずに一気に今週分まで突っ走ってしまった。ゲームの体験版をやったときはあのシステムが面倒くさそうで敬遠してたんだけど、ちょっと手を出してみたくなる。
タイムトラベルものにおけるバタフライエフェクトというものが俺は大好きで、うちのTRPG仲間にもタイムトラベラーなPCがいらっしゃるのでいずれネタにしたい。
 
アイマスってバンナムが客を舐めた売り方ばっか繰り返してるのを、ファンコミュニティとタイアップ先の企業(レコード会社とか出版社とか、最近はアニメ関連企業も)が支えてるっていう、メディアミックスとしては異例中の異例みたいなことをかれこれ6年も繰り返しているんだな……。