このところ全く動画もブログもツイッターも更新出来ていない。
何かがまずいのは間違いないはずなのだが、何がまずいのかわからないまま時間だけがただただ過ぎていく。否、原因は分かっている。でも動けない。ここ二ヶ月間はずっとそんな感じだった。とにかく無気力になってしまっていた。
そしてそんな現状から焦りが生まれ、焦りは気力を奪い、ますます創作意欲が失われていく。悪循環だ。
 
先日仕事中にちょっとしたトラブルがあった。
トラブルと言っても、普段ならその晩酒を飲んで忘れる程度の些細なものだ。だが、このときはあまりにも先方の言い分が理不尽なものであった。そいつは以前から常識を逸脱した言動を繰り返しているキチガイババアであるが、具合の悪いことに経営者の身内なので、所詮雇われの俺は強く言えないのである。一族経営って奴だ。
まあキチガイである以上言うだけ無駄だし、当の経営者はそのババアについては諦めているようなので、俺も彼に倣い、ババアの言動は普段は聞き流していたのだが、この時ばかりはさすがに堪忍袋の緒が切れた。もういっそのこと辞めてしまおうと思った。
仕事を辞めたいと思ったことは何度もあるが、考えると生活のこととかで暗い気持ちになるので思いとどまっていた。
だが仕事を辞めようかと思ったときに、明るい気持ちになったのは初めてだった。その時初めて精神的に余裕を持てていない自分に気づいた。時間はあっても心に余裕が無いのだから、何かを作るなんてできるはずもなかった。
これはチャンスだ。幸いなことに、少ないながらも貯金がある。将来の見通しなど無い。他人に誇れるような立派な能力など持っていない。コミュニケーション能力もない。仕事が見つかる可能性は限りなくゼロに近い。学歴はドブに捨てた。
思えば、回り道だらけの人生だ。社会的名声を得ることが人生の成功の条件だとするなら、たぶん俺の人生はとっくに詰んでると思う。
じゃあ別にいいじゃないか。俺はいつでも死ねるのだ。失うものなど無い、といえば嘘になるが、いつ死んでも誰も困らない(親は泣くだろうが)。俺がいなくても地球は回る。同じことを人に言われたときは腹がたったもんだが、そう思えばいろいろやれるじゃないか。
とりあえず大掃除をしよう。
自殺するつもりはないが、とりあえずいつでも旅立てるように。