ゼルダの伝説3DSの説明書が手抜き仕様な件
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実際記事を読めばわかるとおり、実は手抜きでもなんでもなくそういう仕様というだけの話。
ICOみたいに読み物として面白い説明書もあるから一概にどう言うのが理想とは言い切れないんだけど、ゼルダの場合必要最低限の説明はゲーム内でされるから、あとで操作を確認したい時にパッと見返すことのできるようなレイアウトになっているというわけだな。SFC〜64時代は説明書の他に簡易的クイックリファレンスがついていたけど、DSだとサイズ的に厳しいので説明書のレイアウトをそれに合わせたんだろう。
それで思い出すのはやっぱりFF9なんだな。FF8の時はオンラインヘルプを搭載したはいいものの、何でもかんでもそこに放り込んじゃったせいで、ヘルプの存在に気づかなければゲームシステムを半分も理解できないまま進めなければならなかった。そのせいで未だにジャンクションシステムがドローシステムだと誤解されているしね。FF9はその反省にたって、「モグタロー」というキャラを登場させてシナリオの区切り区切りに登場させ、コミカルな会話を挟みながら説明を行うようにしていた。説明書には丁寧にも「ゲーム内で説明があるので、説明書の記述は簡略化してあります」という内容のことが書いてある。これは上手いやり方だと思った。必要以上のネタバレを避けつつ、チュートリアルを見ていれば内容確認には困らない訳である。こういうチュートリアルの仕方もあると感心したものだが、FF13でまた何でもかんでもオンラインヘルプ頼りに戻ってしまった。しかも「ヘルプを見れば本編を見る必要なし、それどころかヘルプを見ないと本編の内容もわかりにくい」というところまで悪化していた。こういう所が評価を下げる原因になっているんだろう。