FF12が本当の意味で完成版となるのはFF13みたいにLボタンひとつで自在にガンビットを切り替えられるようになったときなんだよなぁ。
システムとしての完成度はFF12の方が上だが、動かしていて楽しいのは圧倒的に13の方なんだ。そう考えると本当に惜しい。
 
http://d.hatena.ne.jp/hamatsu/20091122/1258906478
FPSがどれも代わり映えのしない(ように見える)のは結局のところこういう所にあったんじゃないか、と。
RPGJRPGを比較して、やれJRPGのここが駄目だとか洋RPGのここがすばらしいとか比較するのが悪いとは言わないけど、そもそもゲームとして目指している地平が違うものを比べてどうすんの、と。
オブリビオンを日本のゲームと比べるならFFやテイルズじゃなくてどうぶつの森ワールド・ネバーランドと比べるべきなんですよ。なぜなら彼らが目指しているのは仮想世界シミュレータだから。
俺は日本のゲーム市場が洋ゲーに完全に淘汰されることは無いと思っているし、そうなる必要もないと思ってます。なぜなら目指しているところが違うから。みんなが本物と見まごうほどの作りこまれたCGとリアルな挙動をするレースゲームを作っているなかで、ポンと笑いながら亀の甲羅を投げつけあうレースゲームがでたっていいじゃないですか。
お互いに良い部分を勉強して、新しいジャンルを開拓して行くことは必要だけれど、どっちかがどっちかを滅ぼすような構図にだけはなってはいけない。逆に言えばそういう事が起こってしまう時というのは本当の意味でゲーム業界というものがこの世界から消滅するときなんだろうと。