任天堂、今後の戦略を見る

Wii本体メモリ不足への対応

 これは俺にとっても頭の痛い問題。クリアしたゲームはどんどん削除していっているものの、ネオジオPCエンジンCD-ROM~2、ニンテンドウ64WiiWareと容量の大きなソフトがここ半年ほどで立て続けに出てきたことで、数本ソフトをダウンロードしただけなのにメモリが埋まるという事態が発生してしまっている。こういうソフトがメモリを圧迫していることが、購入意欲の減退に繋がっていることは間違いないので、一刻も早く解決して欲しいところ。いちおう、任天堂側としては、SDカードから本体メモリへのコピーを簡便化する、という方向性のようだ。正直何の解決にもなってない気がするが、どこまで手間を減らせるかで相当に変わってくる、はず。

インターネット接続率の向上

 35%がパソコンを利用していない(NTT調べ)とのこと。正直ここまで大きな数字が出るとは思わなかった。ネットでのサービスは接続率が多くならなければ意味が無いので、こういうサービスは業界全体の活性化に繋がる。

ボイスチャット用機器「Wiiスピーク

 ヘッドセットではなく、広角マイクであるところがいかにも任天堂らしい。よくよく考えてみれば、よっぽど特殊な住宅事情でもない限り、部屋の余計な音を拾って困るということは無いわけで、こういうマイクが出るのも納得ではある。特にワイワイ遊ぶゲームの多いWiiならなおさらだ。対戦中に「ゴハンヨー」という母の声を拾ったりしたらかなり笑えるが。