妹があんまりはまってるもんだからリボーン見たんですけど……何、これ?
量産型少年漫画……来年にはもう忘れてるような、そんな内容……。
まあ、視聴者にとってはその年だけ楽しめりゃいいだろうし、放送局やスポンサーもそこそこ潤うからまあいいや的なお気楽単発番組としてはまあ存在していてもいいんじゃないでしょうかってな程度の代物としか、汚れちまったお兄ちゃんの目には映りませんでした。ま、楽しんでるんならいいけどね。
単行本も5巻ぐらいまで読んだんですけどね……なんだろ、キャラクターだけで無理やり笑わせようとしているのが、なんとも苦しくて。その上そのキャラクター自体まともに作れてないのがまた痛い。完全に内輪ネタの楽屋オチだけでズルズル引っ張っているような……作者はともかくとして、編集はこの程度で満足してしまっていいんだろうか?
もっとテコ入れるべきポイントがあちこちにあるんじゃないか??

おっさんらしく「最近のジャンプはつまらん」という話ばっかやってたんですが、それなら銀魂とかはどうなんだろと。あれうまいやり方だよなー。キャラクターだけは現代っ子や女性ファンにウケるように作っておいて、やってることは昔ながらのお下劣ギャグ漫画をもう何年も貫き通してるんだから。ああいうフットワークの軽さはほんと、見習いたいわ。

ドラマやゲームもそうなんですけど、どうもここ数年日本の娯楽産業はキャラクターによっかかりすぎているような気配を感じてます。俺が意識しだしたのもほんの数年前のことだから、本当はもっと昔からそうだったのかもしれないし、それが当たり前なのかもしれないけど。だいたい視聴者もキャラクターしか見てねえんじゃねえのか。
キャラクターだけしか見てねえからさ、むしろストーリーとか演出とかは蛇足なのな。そんなのがあると「キャラが壊れる!」って拒否反応示すのよ。