新歓上映会顛末。

 私の知る限りでは初の試みだった新歓上映会。
まあ7〜8人くらい来りゃあいいほうかなと思ってたんですけど、なんとほぼ満席。
イスは20個用意してたはずなので、およそ17〜8人くらいがやってきた、と。
いやはやこんなに多くの新入生の皆様が我らの作品を見ていただいて人としての道を踏み外してもらうとなるとこれは色々複雑な思いが脳裏をよぎりますが、まあここはひとつ素直にまったく予想外の大成功だうわ〜いと喜んでおくことにしましょう。
 さて上映会種目は解説の容易な近年の作品で、かつ長すぎないものを10本ほど、計1時間*1。その後幹事長による説明会を行った。こちらの予想をはるかに上回る来客数に圧倒される幹事長であったが、何とか無事に説明会を終え、親睦会と称した飲み会まで15名ほどの参加者を得ることができた。
 この親睦会、当初の予定では5人くらいならつぼ八あたりで飲み、それ以上ならサイゼで飯食ってごまかすという予定だったのだが、なんと上級生も含めると30人以上。到底サイゼに入りきる量ではない。急遽予定を変更して清龍行きが決定した。新入生を歓迎するのに清龍。正直申し訳ないが、我らFLの財政ではこれが精一杯なのだ。というわけで馬場歩き。幹事長が先導するはずだったがいつのまにか俺とヤマザキのツートップとなる。こんなところでひきこもっちゃうんかい! ヤマザキと掛け合い漫才をやりながら早稲田通りを歩いていると後ろから「今期のアニメどーだった?」との声。どうやら新入生同士の会話のようである。
チャンス。「芸術ののひとつの表現方法としてアニメを云々」「○○たん萌え〜。アニメ? シラネーヨ」みたいな痛い奴はこういう会話はやらない。早速声をかけてみることに。
「ども、三年のIJUです。今回の上映会どうです? 何か面白かった作品とかあれば」まあ無難なところでコアジとか東空とかだろう。そう踏んでいた。
「そうですねえ、SOFRINが」
「何ッ! 貴様、できるな!?」
「いや俺オタ批判ネタ大好きなもんで」
「なんです? それ」上映会に来ていなかった新入生が話に乗ってくる。できるだけアタリサワリの無いよーに説明する俺。「いいですねー、俺もそういうの好きですよ」
 クッ、今年の新人もなかなかやる。もっとも彼はブースに来ていたらしく栄通り入り口でも残飯ネタを披露してくれた。
 清龍。FLといえば下戸の溜まり場であり人並みに酒を嗜む俺が超サイヤ人のような扱いを受けているのだが、今回来てくれた新人はなかなか酒のイケる連中も多く、場も大いに盛り上がった。そんな折たまたま飛び込んだ席でユナイターの声優の話題をやっていたらしく(この辺よく覚えていないのだが)、ネタを放ったら思いのほかウケた。調子に乗った俺は最近の持ちネタである若本ドラをはじめさまざまなものまねネタを披露、大いにウケる。有頂天になって話を振るがどうも会話が成り立たない。違和感を感じる俺にミチコさんから一言「彼台湾のかたなんで、できるだけわかるようにお願いします」
 
 ウソダドンドコドーン!!
 
 ものすごい勢いで自信喪失しつつ、逃げるようにその席を離れる。しょうがないので先ほど馬場歩きをした彼の席で濃いいガンダムネタを語っているうちに終幕。暴走して笑い袋と化したヤマザキを引きずりつつ帰宅したのであった。
 いやはや、こんな調子で何人残ってくれるやら。

*1:タカトールキン氏いわく隣のシナ研は30分どころか1時間作品とかがゴロゴロしているらしい。ぶっちゃけ詰まらん学生作品をそんなに見せられても……^^;