ロボット対ロボットの物語かと思いきや、ごくごく当たり前のようにヴィラン(怪人)が登場するTFAの世界って、アメリカの漫画文化を象徴しているようで興味深くはある。
 
■ 電子書籍著作権も集中管理か
http://blog.livedoor.jp/himasoku123/archives/51502186.html
 この国のコンテンツ産業は角を矯めて牛を殺すマネばっかりやってるな。問題の本質がどこにあるのかわかってる人間が中核にいないんじゃないのか?
 

クロノ・トリガー 特典 サウンドトラックCD付き

クロノ・トリガー 特典 サウンドトラックCD付き

先日の架空戦記に感動して買ってしまった。SFC版発売当時は猿のようにやりこんだし、いまさら改めてプレイすることもないだろうと思っていたのだが、追加EDとやらが気になってしまったので(めちゃくちゃな後付設定で当時の感動が台無し、とは聞いている)。ちなみにPS版は未プレイである。それゆえ追加ムービーは楽しく拝見している。やはり鳥山明はアニメ塗りに限る。トバルで失敗した教訓があるからだろうと思うが、当時流行していた3DCGを安易に使わずに素直に2Dアニメにしたスクウェアの英断には敬意を表したい。それをやらなかったドラクエ7はあんなことになってしまったしw 鳥山明の世界を3Dで完璧に再現するには、トゥーンシェーディングが確立されるPS2版ドラゴンボールZ2、およびドラクエ8の発売を待たなければならなかったのだ。
ところで、俺はクロノはSFC時代のスクウェアの集大成的作品として位置づけている。スクウェアらしい突き抜けた尖りっぷりこそないものの、隙のない作りこみはまさに頂点といえる。それゆえ、これ以降のスクウェアは当時の幻影に苦しめられることになるのだが……。逆に考えれば、PS期以降のスクウェア作品が良くも悪くも実験作ばかりなのは、ある意味これで頂点を極めてしまったからかもしれない、なんてことを思ったりしている。そういえばクロスはキャラクターデザインが鳥山明じゃないのが気に入らないという理由でプレイしていないのだが、今なら無茶な後付設定にも怒らずにプレイできそうな気がするぞ。これが終わったら手を出してみようか。
しかし改めてプレイすると戦闘のテンポわるいなぁw PS版テイルズオブファンタジアに匹敵するテンポの悪さだ。もともとのゲームバランスが優れているのに加えて、全体的な処理スピードが上がっているので、それでも楽しんでプレイできるが。BGMは完璧に近い再現度。細かく聴いていくと確かに違いはあるものの、移植モノでここまでの再現ができたのは奇跡に近い。すごいぞDS音源。だが、それだけに効果音の劣化が悲しい。とくに主人公の攻撃音は何とかならなかったのか。二画面化にともない、メニュー画面のレイアウトが一新されたが、お世辞にも使いやすいとは言いがたい。確かにタッチパネルを使用したときに最適なレイアウトになるように工夫した跡は見られるのだが、パッドでの操作性を犠牲にしてしまっては元も子もない。逆に戦闘時の画面レイアウトに限りSFC版のものに変更できるのは救いか。リアルタイムバトルという特性上、バトルコマンドは二画面に分割せずに一画面にまとめたほうが管理しやすいのだ。