世界設定やキャラクター設定の違いこそあれ、右も左もハーレムものばっかり、まるでエロ枠しかない少年ジャンプみたいだという現状が気にいらねえという話なんですよね、結局俺が言いたいのって。エロゲならそれでいいんですが、それを猫も杓子も小説に当てはめていいの? じゃあ、恋愛ものばっかりになってる昨今のテレビドラマ界と何が違うのよ、と言ってしまいたくなる。恋愛が見たければ最初からそれを選んで見るから、もっと違うところで勝負してくれよ、と。
しかしながら、先日の盗作問題でいろんなサイトをみてみると、いわゆるギャルゲ的要素を取り除いたラノベって「それってラノベなの?」と言われるレベルにまで達してしまっているのが現状なんだな。結局のところ、オタクの保守的なジャンル主義に頼りすぎた結果の産物で、ジャンルそのものが崩壊してしまうのは必然といえてしまうのかもしれない。オタ向けの作品を作るなとは言わないが、なにかしらほかの層にアピールできる要素を入れないと、この先どんどんガラパゴス化が進んでいくし、そうなるとメディアミックスのような二次的な販売戦略にたよらず作品そのもののパワーで新規の読者層を獲得するなんてとてもできなくなってしまうんじゃないの、と危惧してしまうのだ。

■ 学校の音楽の授業ってなんであんなに糞なの?リコーダー吹いて何の役に立つのさ
http://blog.livedoor.jp/himasoku123/archives/51496531.html
 音楽の授業は音楽嫌いを増やすだけ。美術の授業は絵を描けない人を増やすだけ。国語の作文は生徒から自己主張しようとする気力を奪い、教師の顔色を伺うおべっかの使い方がうまくなるだけ。社会に従順な奴隷を育てたいだけだから、こんなばかげた授業がまかり通る。
日本の芸術教育の最大の欠陥は理論を体系だてて教えるということをかたくなに拒んでいるという所にあると思うんだよ。こういうことをやって平気でいる連中っていうのは、子供の自由な発想を奪いたくないから、というのを錦の御旗にして我が物顔でいるんだけど、その自由な発想を表現する方法を教えるのが授業という場だろうに。
 音楽は独学である程度やれたからまだマシだったけど、絵を描くことに関しては高校で友達の影響で描くようになるまでは本気で嫌いだったし、今でも人に見せたいとは思わない。デッサンのやり方やパースの合わせ方を知ったのは大学のサークルに入ってからだ。要するにその分野に興味のある人にしか意味のないクラスになってしまっているのだ。
やり方も改善方法もわからないのに評価だけは一方的に下される。プロの世界ならそういう理不尽も甘んじて受けねばならんだろうが、その覚悟を教えるのが授業の目的ではないはずだ。