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動画にコメントを入れるくらい、俺だってできるはずだから、やってるんだ!
それが、こうも簡単にブラウザが落ちるなんてさ! Operaは何をやってるの!?
いや違う、これはOperaとGoogle日本語入力との干渉!
コメントを打つ間にブラウザを切り替えろとでもいうのか!?
……トミノ節というのは、本来、それ自体が内に眠るパワーのようなものをもってやるから、こんなふうに、聞きかじっただけの、「こうやってやればいいんでしょ」っていう、そういう中途半端な根性で、狙って書いても、寒くなるだけなんです。だから嫌なんです。
そこへ来ると福井さんもトミノ節っぽい台詞書いててウキウキしてるんじゃないかと思うんだな。
機動戦士ガンダムUC 1 ユニコーンの日(上) (角川コミックス・エース 189-1)
- 作者: 福井晴敏
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2007/09/26
- メディア: コミック
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で、たまたまアマゾンのぞいてみたら文庫版が出てるんだよな。
機動戦士ガンダムUC(1) ユニコーンの日(上) (角川スニーカー文庫)
- 作者: 福井晴敏,美樹本晴彦,大森倖三,矢立肇,富野由悠季
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/02/01
- メディア: 文庫
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ユニコーンの日(上) 機動戦士ガンダムUC(1) (角川文庫)
- 作者: 福井晴敏
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2010/01/22
- メディア: 文庫
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下は角川文庫。挿絵なし。
実は俺小説の単行本というのが苦手なのだ。でかすぎて持ちにくいから。ハードカバーなどもってのほかなのである。
生来の怠け者である俺は本は横になっていわゆるのび太スタイルで読むものであり、そういう読み方をする人間にとって文庫という形は非常に都合の良いものなのである。かつ、乗ってる情報がおなじで値段が安いのも重要ポイントだ。
しかしながら、このシリーズとなると問題がひとつ。挿絵である。
いくら小説嫌いとは言えお前は挿絵がなければ本も読めないのかとお嘆きの方もおられようが、そうではない。いくら頭の悪い俺でも、普通の小説なら、人物の顔とかはだいたい脳内で補完するから別にいい。
しかしながら、モビルスーツをはじめとするメカ各種。これだけはいかんともしがたい。他に類推する要素がないから、イメージするのが大変なのだ(それでもUCのMSは基本的に逆シャアのものを踏襲しているから、まったく想像ができないわけじゃないのだが)。文章だけを頼りに脳内で「俺MS」を構築するのも楽しくはあるが、メディア露出の多いガンダムシリーズにおいて脳内イメージと実際の造形との間のギャップが大きすぎるとそれに気づいたときに厳しいものがある。あとでOVAを見たときに混乱しないためにも、できれば設定画程度のものはあった方がうれしい。
となると、下の角川文庫版はナシだ。だいたい渋い表紙にして「ラノベじゃなくてSF小説です!」という体裁をとってみたところで、やってることは参考書にカバーをすげ替えたエロ本みたいなもんであり、その方がかえってはずかしい。そもそも、電車の中で読むときは別途カバーをつけるから別にどうでもいいし。
ならば、上のスニーカー文庫版ということになるのだが、ここでも問題が。
1巻だけ単行本なのに後を文庫本にしてしまうとなんとも不恰好ではないか?
1巻を文庫で買い直すというのは値段というアドバンテージを壊すうえに、ダブらせることになるから本末転倒である。1巻だけ中古に売ってもたいした額にはなるまいし。
では逆に全部単行本だとどうなのか? 文庫とは一冊あたり130円の差だ。挿絵がないだけ下の角川文庫版の方がさらに40円安いのだが、やよいじゃあるまいし、この程度の額をわざわざケチるのも大人げない気もする。ハードカバーで1000円の本が文庫だと500円となれば嬉しいが、130円だけ安くなりましたというだけでは別にどっちでもいいやという感じもしてくる。
うーん。うーん。