アイ・ロボット

 SFとは縁のなさそーなオッサンに妙に人気のあるSF映画ロボット三原則なんて言葉がピョコピョコ出てくるもんだからいつ鉄腕アトム的説教が始まるかとガクブルしながら見てたんだけどまーーーったく関係なく極めてシンプルなアクションものでした。まあウィル・スミスの過去とかサニーくんの正体とか、基本的な部分はちゃんと押さえてあるのでそれなりには見れるんだけど、やっぱり感情を持ったロボがサニーくんしかいないのが腰崩れ。他のロボットはみんなラスボスが遠隔操作してただけ、っていうのはアクション映画としてはアリだし、この映画に関してはそれがむしろよかったのだけれど、「人とロボの共存」なんて大仰なコピーに騙されると泣きを見るだろーな。サニーくんはどう見ても扱いがロボじゃないしな。
 

バイオハザード2 だいぶ前に見たもんけど

 前作から引き続き、しっかりバイオハザードしてます。ジル、あの格好で街中を歩いていると相当浮くことがこれでハッキリしたw 
 しかしポケモンあたりは別格にせよ、ゲーム原作の映画の中でも特に出来のいいほうじゃないか。というか他がひどすぎるだけなんだが。敵は相変わらず地味。ゾンビと犬とリッカー(前作で出た敵はこれだけ。こいつらより警備システムのほうが敵としては強かった)と追跡者だけじゃなぁ。せめてハンターとかクモとかぐらいは欲しかったよなあ。Gウィルス感染体とか格好の材料なのになあ。
 ゾンビから逃げるのにわざわざ墓場にいったり妙にスタイルのいいゾンビがトップレスでウロウロしてたりB級テイストはしっかり継承しているのは個人的に好きなんだが、ちと狙いすぎかもしれん。メタルギアソリッド2ではそれやって総スカン食ったし。
 まあとにかく今回の見所はショッ○ーの改造で仮面ライダーと化したアリス様に尽きます。いや仮面かぶってないけど。原作じゃあんなに強かったジルですら戦闘じゃほとんど出番なし。何しろ前作でのラスボスだったリッカーは瞬殺、不死身の追跡者が相手でも素手で互角に戦うわの大暴れ振り。ラストシーンなんかモロに仮面ライダーだしなーw まあアンブレラはショッ○ーほど間抜けではなかったらしいけれども。