勝ち目のない戦いに挑むって、実はかっこ良くもなんとも無い。というか、ひたすらに情けなくて、それできのうからずっとへこんでいるのである。
細かく書くといろんな方面に迷惑がかかるので詳細は伏せるが、あえて例えるならば……将棋の大会だと思って参加したらアメフトの大会だった、というような状況に陥っている。ちなみに俺はアメフトについては参加経験はおろかルールさえ知らない。あくまでも喩え話だが、そういう雰囲気だと思っていただければよい。
だったら、間違えたと気づいた時点で断ればいいだけの話……なのに、どうもここで断ったら自分がダメになってしまいそうな気がして、気がついたら戦場に立っている感じである。仕方が無いのでアメフトのルールブック(喩え話)を読んで気を紛らわしている。付け焼刃どころの騒ぎではない。
本当にまったく目がない状態なら最初の時点で先方からレギュレーション違反の通達が来ているはずだし……万が一俺以上のポンコツが相手だったら、勝てちゃう可能性はゼロではないかもしれないこともないこともないし(それ以前に没収試合になりそうな気がするが)……これを機にアメフト(喩え話)やってみたら案外おもしろいし……でもどう考えてもボロカスにやられるのは目に見えてるし……そんな状況である。
ただ俺がフルボッコにされるのは俺の責任だから仕方ないとして、俺以外に迷惑をこうむる人がいたらつらい。せめて何事も無く終わってくれれば……。