俺「そういやパラディンって扇使えないんだよな。こりゃ困ったぞ。旅芸人やってた時は扇一本でやってたからなぁ」
真「扇って地雷スキルじゃないですか! 前作だって真っ先にブーメランスキルとってひどい目にあったのにまだ懲りてなかったんですか?」
俺「ロマンは時として効率に勝るのだよ。とくにこういう難易度の低いゲームでは。それに花ふぶきには結構お世話になっただろ。さてさて、パラディンの装備武器は……槍、ハンマー、杖……槍はむかし『GEO鉄の時代*1』というPCゲーでお世話になったから良しとして、杖は……ある程度パワーがないと微妙みたいだしなぁ」
千早「……」←真っ先に杖スキル取らされた人
俺「あとはハンマーか。前の仕事で一番嫌いな同僚がモンハンでハンマー使いだったから印象悪いんだよなぁ」
真「どういう逆恨みですかそれ」
俺「やっぱ槍かぁ? んーーーー……いや待てよ、やっぱハンマーにしよう。うん」
真「どうしたんです突然。あんなにハンマーを毛嫌いしてたじゃないですか」
俺「だって俺天使だから」
ザオリクは使えないけどね。ぴぴるぴるぴるぴぴるぴー。
 
 
さてさてストーリーもそろそろクライマックスに近づいてきた雰囲気なので、ここらで溜まってきたクエストを消化しに行ってみることにする。
といっても、普通にクリアするのでは面白くないので、ついでに2ndパーティーの育成も行うことに。
DQ9というゲームは、転職システムの構造上ひとつのパーティーを集中的に育てるほうが効率がよい。レベルを調整したいなら、1stパーティーを転職させたほうがスキルを持ち越しできるだけ攻略は楽なのだ。つまり、2ndパーティー育成などという行為は完全に道楽である。いいんだ。楽しいから。
俺「というわけで、俺(レンジャー)、雪歩(盗賊)、貴音(魔法戦士)、響(武闘家)というチームができあがったわけだが」
響「ものすごくバランスが悪い気がするぞ」
雪歩「回復手段が私とプロデューサーのホイミしかありませえん……」
貴音「そもそもパラディンはどうなさったのです」
俺「パラディンはレベル上げすぎた。レンジャーにしたことに深い意味は無い。貴音は最初鞭をふるう魔法使いにしようと思ったんだけど、千早と差別化したくなったから魔法戦士にした。使用武器は弓。響の武闘家はイメージだな。真と違う方向性のアタッカーを目指した。武器は素手と迷ったが、爪にした。回復手段についてはまぁ、錬金で特やくそうをたくさん作れば大丈夫だろう、たぶん」
雪歩「限りなく不安ですぅ」
俺「あと、都合上あまり装備に金をかけられんから、できるだけ装備は錬金で補うことにするぞ。まず俺のブーメランと貴音の弓を錬金でつくる」
響「ま た ブ ー メ ラ ン か」
俺「だって楽しいんだもん全体攻撃武器」
響「あーはいはい。で、自分の装備が亀の甲羅なのはどういうことなのか説明してくれるんだろ?」
俺「はっはっは。ただの亀の甲羅じゃないぞ。錬金で強化したトータスアーマーだ!」
響「いばるな! どう見てもPの使い古しだぞこれ! しかもグリーンタイツまで履かされるし! カッパだぞこれじゃ! キンチョーリキッドの山瀬まみじゃあるまいし、ろくじゅうにーちろくじゅうにーちいっぽんぽーん、ってウフきなお世話やっさー(おおきなお世話だ)!」
俺「だって他に性能のいい装備ないんだもん。性能かなり落ちるけどバニースーツでも着る?」
響「そんなのしかないのかっ*2! でも甲羅よりはマシか……バニーでおねがいします」
その後敵に瞬殺された響は泣きながらトータスアーマーを背負ったとか背負わないとか。
 
貴音「時として人は非情な選択を迫られるもの。運命を受け入れなさい、我那覇響
響「全身はがね装備の人に言われたくないぞ。玉鋼の兜までつくってもらったくせに見た目カッコイイからってビーバーハットかぶってるし」
貴音「P殿もおっしゃっていたでしょう。ロマンは時として効率に勝ると」
響「不公平だー! 訴えてやる!」

*1:99年ごろにTECH WinというPC雑誌で連載されていたアクションRPG。武器のバリエーションが多く、やりこみ甲斐があった。

*2:俺がめんどくさがって装備を買わなかっただけであって、このゲームの装備のバリエーションが少ないわけではない。