前作があまりにも「う〜ん」な内容だったんだけど、今回は大幅に充実した内容。フォントやレイアウトも工夫されていて読みやすい。前作は無駄なページ稼ぎが多く、使える部分が少なかったから……
特に町の各施設(ギルドとか)の設定が詳細に書かれていて、設定資料集としても使い勝手がいい。シナリオチャートの作り方など、実際に「使える」ポイントも豊富。シティシナリオはいくらでも複雑な内容になるので、こういう指針があると実にうれしい。
某団長に瓜二つな先輩は健在。あの人が出てくると凍えそうになるんだが、あれ導入としてちゃんと機能しているんだろうか? ただシナリオ部分にまででしゃばらなくなった点は評価。コンベンションの紹介までやってしまうのはやりすぎだと思うんだが……必要悪ということなんだろうか。

TRPGそのものの入門書、という色彩が強い印象。PCに限らずプレイヤー本人の描写を強くしたり、PC視点でかかれたリプレイであったり。
ちょくちょく著者の独白が入ってくるのは、俺のようなオッサンには多少、むずがゆいところもあるんだが。特にキャラメイキングの解説について力を入れているところ、シナリオをあえてオーソドックスなものでまとめているところも、そういう意図があってのことだろう。

  

ヘックス導入を検討してみる。

http://pasokon.main.jp/contents/use/graph_paper.html
壁がボコボコになってしまう問題をどうしようか。
http://joll.hp.infoseek.co.jp/berwick/mapmain15_1.html
なるほど、クオータビュー形式にしてしまえばいいのか。
問題はマップの絵を描くことが果てしなくめんどくさいということなのだが。
RPGツクールみたいに手軽にマップチップを配置できるツールは無いものか。
いちおう、無いこともないらしい。だが使い勝手がよろしくない。これなら自分で描いたほうがマシっぽい。
うーん。