小さな王様と約束の国 ＦＦＣＣが中毒ゲーな件について

　１日……あと……１日だけっ……！
　
　WiiWare専用ソフト第一弾として注目を集めていたゲームだ。ダウンロード販売専用で価格は1500円。

基本的なゲームの流れ

　精霊力を消費して家を作る
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　家を作るとそこに人が住む。国民は毎日税金をくれる
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　国民の中から冒険者候補が現れるので、お金を払って冒険者に任命
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　おふれを出して冒険者をダンジョンに派遣
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　冒険者が冒険に出ている間、国民と会話。情報がもらえるだけでなく、国民が幸せになりいいことがおきる
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　冒険者がダンジョンを攻略して精霊力入手。
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　さらなる建物（武器屋や酒場など）を建設し王国を発展させていく。この繰り返し
　

ファーストインプレッション

　ゲーム内の一日はおよそ10分弱。一日が終わるごとに自動的にセーブされるので、サクッと遊ぶにはちょうどよい……ハズなのだが。実にやめ時が見つけにくい。セーブされるタイミングが絶妙すぎて、中断する気にならないのだ。セーブされた直後に冒険結果の報告、収支報告、今日のおふれの発布とシームレスに展開していくため、「寝る前に冒険結果を見ておこう」→「うーん、このダンジョンはあらかた探索したな……次はボス討伐に向かわせるか……」→「む、今日はこいつは調子が悪いようだ……今日は休ませてこいつとこいつを派遣しよう……」→「金があるから武器屋に投資しとくか……」→「あ、あれ？　もう次の日？」　……こうなる。とにかくテンポが軽快なので、キリのいいところでやめようにもそのキリが見つからないのだ。オートセーブゆえ「今日はこの辺で終わりにしようか」という気持ちが起こりにくいのも原因かもしれない。Civilization中毒者の気持ちがちょっとだけわかったような気もした。
　操作性はヌンチャクがあれば十分。いちおう片手プレイ・クラシックコントローラー・GCコントローラーにも対応しているっぽい。カメラがシミュレーションゲームにしては下に寄りすぎなので、慣れるまでは苦労するかもしれない。自分の作った町並みを歩く楽しみを体験するための角度だと思うので、この辺は微妙だろうが。いちおう鳥瞰図も参照できるので、慣れればどうってことはないけどもね。
　地形が思いっきり左右非対称なので、シムシティにありがちな平安京スタイルの町はつくれない。自分の頭で効率的かつ美しい町並みを考える必要があるわけだ。マップの全体像を把握するまでがなかなか大変なので、最初は思いっきり変な形の町になる可能性大。ゲームが進めば建て替えができるそうなので、当分はこのカオスな町並みと付き合うことになりそうだが、これはこれで俺の性格が出ていていいかもしれない。
　FFの名を冠しているだけあって、かなりメチャなプレイでも挽回できる良好ながバランス。シナリオクリアまではおよそ10時間前後とのことだが、二週目以降追加要素がてんこ盛りになるそうだ。河津ゲーらしく何周もじっくり遊べる内容といえるだろう。種族や衣装追加などの有料コンテンツのダウンロードサービスも予定しているとのことで、近年流行りのビジネスモデルながら批判も多いやり方だけに、どういう価格設定にしていくかが注目されるところ。
　

およそ25日（ゲーム内時間）ほどのプレイ記録

　主人公名は本名。王国名はいろいろと悩んだ末、バレンヌ帝国で落ち着いた。同じスクウェアの王様ゲー、ロマンシングサガ２へのオマージュである。アリの大群が押し寄せてこないことを祈るのみである。

意外と重要、建物の配置図

　冒険者の一日の行動パターンとしては、
　朝、公園で一服
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　立て札を見て依頼を請ける
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　武器屋やスキルショップに行って買い物
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　出発
　↓
　帰還
　というのが現時点での流れ。今後酒場を建てればパーティー編成も可能になるため、さらに出発までの時間がかかる可能性がある。日が暮れると冒険者は勝手に帰還してしまうので、いかに効率よくこれらの建物を配置し、さっさと戦地に送り出していくかがカギとなるわけだ。The Towerをやったときのことを思い出す。
　実は公園の配置をミスってしまったため、出発までの時間が大幅なロスとなってしまった。公園は冒険者のストレスを下げる効果があるのだが、てっきりこれを休日に利用するものだと思い込んでいたので、思いっきり町外れに設置してしまったのである。まさか毎朝行くとはなあ……。建て替えが可能になるのはもっとあとのことになるようなので、もうしばらくはこれで我慢するしかないのだが。
　初回プレイということもあってダンジョンを一つ一つしらみつぶしに回らせているのだが、冒険者たちの成長が著しいようでレベル７ダンジョン攻略中にレベル１１に到達してしまったりしている。もう少しペースを上げるべきか？　冒険者が全滅しても一日行動不能になるだけなので、多少のムチャは効くかもしれないが。
　一部には「謎に包まれたダンジョン」というのがある。ここは普通に探索しても大した成果を得られないようだ。事前に町で情報収集を行ってから派遣するのが基本っぽい。シーフは探索が得意らしいのでいきなり派遣しても大丈夫かも知れないのだが……聞き込みをやった冒険者のレポートを読むと「ロバートの家のタンスから10ギル手に入れた」なんてことが。オイオイｗ
　ギルドの建設が可能になり、冒険者の増員ができるようになったため、ニート化していた志願者たちを次々と働かせる。レベル10台の面々がいる中でレベル1から始まる第二期メンバー。ほうっておいたら自主トレをはじめたのだが、何を思ったのかいきなりレベル３のダンジョンに行って返り討ちにあう奴が出現。トレーニングメニューも組んでやるべきだろうか？　しかし今のところ、おふれを出せるのは2件までだからなあ。