どうしたチュン？
- 出版社/メーカー: セガ
- 発売日: 2006/12/14
- メディア: Video Game
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フェイの最終問題*1上級編が登場せず、入ったのは代わり映えしない持ち込み可ダンジョンが三つ……おいおい。
どうもここ数年チュンソフトはライトユーザーというのがどういうものか掴みかねているように思います。
ただやみくもに難易度下げればいいってもんじゃないでしょうに。
シレンは装備を鍛えてレベルを上げてチマチマやるゲームじゃないって。ＲＰＧというより麻雀とかアクションとかに近い内容なんだからさ。プレイヤー自身のスキルがあがるように設計しなくちゃ、だめでしょ。限られた配牌とツモをフルに生かす、そこがこのシリーズの一番の肝じゃないの。裏白蛇*2冥炎魔天*3がなんであんなに支持されてるか、わからなかったんだろうか？
鍛えた装備で云々みたいな、育成ゲー的要素は、オマケダンジョン一個入れる程度にとどめて、そっちをメインでやんなさいよ。
しかも明らかに設計ミスとしか思えないような怪しげな挙動……アイテムを拾っても停止しないのでそのまま走りぬけちゃったり、会話文をBボタンでスキップできないのでうっかり通行人に話しかけたときに延々と長話を聞かされる。これは第一作のころからちゃんとできてたのに何で今できないの？
攻撃したときの変な間もおかしい。そのモッサリ感はわざといれているのか？ 企画者が意図した以外のところでストレスを与えるのはゲームとしては完全に失格だろう。客をなめてんのか？
その上バカの一つ覚えみたいに救助救助救助救助……確かに携帯電話版とかではお世話になった機能だけどさ、何でそこまで固執するん？ そんなにライトユーザーに受けのいい機能なのかアレ？
うーむ、コアユーザー向けのシレンとライトユーザー向けのトルネコの二本柱でやっていくんだろうなあと思っていたから、この仕様変更はちっと……
いろいろと苦言を呈したものの、まぁ、実際のところは、ドワンゴ関連で経営が大変なので手堅く売る方向性で言ったということなんだろうけども……なんか寂しい。せめてもうちっとプログラマ育てたほうがいいんでないかね？
