目からウロコ

take22222006-05-22

 背景に関しては素人以下、歌のおねえさんレベルもいいところなので、写真をベースに模写していく予定だった。
しかし背景とキャラとの関係についてどーもうまく決まらんなあと思っていたら、ヒゲ氏がたまたま紹介していたサイトに重要なヒントがあった。
 つまり、通常横アクションで表示されている絵というのは、マップチップを使いまわす関係からパースを意図的に省略して描いているわけだ(メトロイドや悪魔城シリーズなどに顕著ですね)。そこで、遠くにあるものほどパースがゆるくなるという遠近法の基本を念頭に置き、被写体から離れた位置からズームアップして撮影すれば、よりゲームの素材として生かしやすい写真が撮れるわけである。何を当たり前のことをと思われるかもしれないが、まあ発見は発見なので勘弁していただきたい。
 ところでこの発想、ノベル系テキストアドベンチャーにも使えないだろうか?
 この手のアドベンチャーゲームでは、遠くにいるキャラを表現するのに単に縮小表示するだけではいまいちカッコ悪いし、キャラ人気で売ってるゲームも多い中、わざわざそういう表現方法を取るのは逆効果だといえる。しかし、わざわざ専用のイベントCGを用意していたのでは、予算が持たない。そこで、背景のパースをいじって、キャラクターとカメラとの距離感を表現するのだ。コレなら、キャラの表示サイズをいじる必要もない。背景に3DCGを使っているなら、この手の細工はお茶の子さいさい、というわけだ。
 もちろん、素人の思いつきに過ぎないわけだから、コレで万事うまく行くはずもないのであるが。

先日書いていた解説本、買っちゃいました

 財布が痛いですが、非常にタメになることがいっぱい。内容が高度すぎて頭も痛いけど。
 ドット絵プロフェッショナルテクニック ドット打ちからアニメーションまで (Game developer books)